魔法がかかった日

「魔法がかかった日」は、2024年に発売されたアルバム「A museMentally」に収録されています。
この曲は非常にKANをリスペクトしているのがわかる歌でした。
さきほどの「回奏パズル」のお礼として答えるような曲だと感じます。
曲・ピアノを聴く限り、ベースとなっているのは「Songwriter」でしょう。
歌いだしは「何の変哲もないLove Song」を彷彿とさせる入り方でした。
そして歌詞の中には「青春の風」「ときどき雲と話をしよう」「涙の夕焼け」「遥かなるまわり道の向こうで」「世界で一番好きな人」など、KANさんの曲だとわかるタイトルがところどころに散りばめられています。

しかし、この曲は実はタイアップ曲で、それように書き下ろした曲でもあるということが驚きです。
TOYOタイヤの「すべてのトラック・バス事業に携わる人たちに感謝を伝えるプロジェクト2024」テーマソングになっており、確かにテーマどおりの歌詞だと言われれば、そうにしか見えてきません。
KANへの想いが薄れてしまうではないかとも一瞬思うのですが、ユーモアあふれるKANを想うと、隠れたメッセージ的に載せられた曲のほうが面白がってくれそうとも思います。
「魔法がかかった日」の歌詞
作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎
澄み渡る高い空と
窓を流れる景色 遠くで聴こえるのは
Uh あなたが笑う声
荷台(トランク)に積み込んだ夢は
青春の風に乗り明日を輝かせる種
Uh 心に花が咲く
ユニフォームのポケットの中に 優しさとユーモアを持って
あの街までこの街まで ときどき浮かぶ雲と話しながら
アクセルを踏み込んで
あなたが僕にくれる魔法は
孤独で寂しくなる涙の夕焼けでも
Uh 寄り添ってくれる
時には疲れてしまったり たまには人生(みち)に迷ったり
でも遥かなるまわり道の 向こうで待っていてくれる人がいる
世界でいちばん好きな人
あなたが僕にくれた魔法は
消えることなく刻まれた永遠のメロディー
Uh あなたが笑う声
未来へ響き渡る
「ユニフォームのポケットの中に 優しさとユーモアを持って」という歌詞も、トラック・バス事業の関わる人のユニフォームのことと納得できる一方、KANに向けたメッセージと見ると、「野球選手が夢だった。」を連想され、少年時代に野球をやっていたという本人の優しさとユーモアのことだと感じられます。
そしてスキマスイッチ2人にとって、ファンにとってKANは魔法をかけてくれた人であり、KANが届けてくれた曲は消えることなく刻まれた永遠のメロディー、あなたが笑う声、あなたが歌う声が未来へ響き渡るというメッセージを十分にメロディーに乗せてくれました。
鍵盤を担当する常田さんは、自身のYouTubeチャンネルでピアノがものすごく難しかったことを語っています。今後のライブでの演奏を不安に感じる場面も⋯。


参考
◎映像情報
YouTubeチャンネル:『スキマスイッチのこのヘンまでやってみよう』






